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とみこのブログ
「還暦祝いの宿の明細は、2名様で8万4,000円でした」から
来てくださった方へ
お母さん、
60からは自分のために
お金使ってね
旅館の窓辺で、紅葉の庭を見る登美子の後ろ姿

祝ってもらう側になって、気づいたこと。

祝ってもらった宿の金額を、 私は、 自分には出せません。

60になったら、
少しは楽になると思っていました。

宿の明細が出てきた日

スーパーの惣菜売り場でパートをしている登美子です。宿の明細の話の続きを書きます。

封筒から明細が出てきた日から、自分のために使えるお金を、何度も数え直しています。

白い封筒と、小さなカードと、たたんだ赤いストール
金額
還暦祝いの宿(2名様)8万4,000円
私のパート代(週4日)月7万8,000円
今年、自分のためだけに使ったお金1万9,000円
美容院4回・ランチ2回・セーター1枚

宿は、封筒に残っていた明細の金額です。自分のためのお金は、手帳から数えました。

祝ってもらった宿は、私のパート代の1か月分より高い金額でした。

「60になったら、
少しは楽になる」

子育ても、家のローンも終わって、ずっとそう思ってきました。

物の値段も、パートの時給も、夫の再雇用のお給料も。どれも、私の力では変えられないものばかりです。

宿の封筒の裏に、
書き出したこと

家の食卓で、白い封筒を見る登美子

その夜、宿の明細を封筒に戻して、封筒の裏に、入ってくるお金と、自分のために使ったお金を、全部書き出したんです。

宿の封筒の裏に書き出したこと
入ってくるお金
夫の再雇用のお給料(63歳)
私のパート代 月7万8,000円(惣菜売り場・週4日)
今年、自分のために使ったお金
美容院 4回
友だちとのランチ 2回
セーター 1枚
全部で、1万9,000円
自分のために使えるお金は、ほとんど残らない

ペンを置いて、娘のカードを読み返しました。使いたくても、使える分が、私の家計には書かれていませんでした。

60になったら少しは楽になる。そう信じきっていたことを、今はとても後悔しています。

だからブログの最後に、「今のうちに一度、これからのお金を見直そう」と書きました。
このページでは、その続きを書かせてください。

書き出したものを、見直して

書き出したものを何度見直しても、「出ていくお金」の欄には、削れるものがありませんでした。暮らしのお金を削って、自分の分をつくることはできないからです。

残るのは、「入ってくるお金」の欄です。

でも、そこに並ぶのは、どれも額が決まっているお金。

夫のお給料は、再雇用で決まった額。
私のパート代は、時給と時間で決まる。
貯金は、使えば減っていくだけ。

自分のために使いたくても、自分の手で増やせるお金が、ひとつもなかったんです。

祝ってもらった宿と、今年の私の分の差 6万5,000円 宿の一晩に、私の1年分が届きません。

60からの暮らしは、これから続いていきます。

あなたが、この1年で
自分のために使ったお金は

ここまで読んで、「うちは、そんな旅行はしないから」と思った方もいると思います。

旅行でなくても、自分のためだけに使うお金は、どなたにもあるはずです。

少しだけ、ご自分の家の「入ってくるお金」を、思い浮かべてみてください。

この中に、自分の手で増やせるお金は、何本ありましたか。

私の家は、0本でした。

自分のためのお金は、暮らしのお金の残りから出すもの。入ってくるお金は、誰かが決めた額のまま。

0本だった方は、旅行から帰った日の私と同じです。

私も、宿の明細を見るまでは、「60になったら、少しは楽になる」と思っていました。

「私には無理」
そう決めていた理由

娘のカードは、今も台所の引き出しに入れてあります。

「お母さん、
60からは自分のために
お金使ってね」

うれしい言葉でした。でも、使えるお金がなければ、使えません。

それでも、「じゃあ、私が増やそう」とは思えませんでした。収入を増やすなんて、私の暮らしには出てこない言葉です。

その夜、宿の封筒の裏の、まだ空いているところに、「私には無理」と思う理由を書いてみました。

「私には無理」と思う理由
宿の封筒の裏に書いたこと
もう60だから
パートと家のことで、一日が終わる
新しいことは、子どもに聞かないとできない
ああいう話は、若い人がやること
どれも、本気でそう思っていました

書き終えてから、ひとつずつ、横に印をつけてみたんです。
「やってみて、だめだったこと」か、「やったことがないこと」か。

印は、全部「やったことがない」の方につきました。

印をつけた、宿の封筒の裏
  • もう60だからやったことがない
  • パートと家のことで、一日が終わるやったことがない
  • 新しいことは、子どもに聞かないとできないやったことがない
  • ああいう話は、若い人がやることやったことがない

「無理」だったのではなく、
「やったことがない」
だけでした。

入ってくるお金の欄が0本のままだったのは、増やす方法がなかったからではありません。私が先に「無理」の欄に入れて、見ないようにしていたからでした。

今こうしてブログを書いていることも、あの夜の私なら、迷わずその欄に入れていたはずです。

もしよければ、あなたが「私には無理」と思う理由も、書き出してみてください。そのうち、やってみてだめだったものは、いくつありますか。

もし、入ってくるお金が
もう一本あったら

その日、封筒の裏の続きに、これからの60代を、2通りに書いてみました。

このままの私の、60代
  • 美容院の回数を、お財布と相談して決める
  • 友だちのランチの誘いを、ときどき理由をつけて断る
  • 娘のカードの言葉に、うなずくだけ
  • 自分のための旅行は、祝ってもらうときだけ
自分で増やせる一本がある私の、60代
  • 美容院に、行きたいときに行ける
  • 友だちのランチに、気がねなく行ける
  • 娘に「使ってるよ」と、笑って言える
  • 夫婦の旅行を、自分たちで決められる

どちらも、同じ私の60代です。
違うのは、入ってくるお金の欄に、自分の手で増やせる一本があるかどうかだけ。

大きな額でなくていい。暮らしを削らなくても、自分の分が残る一本。

そう考えたら、「収入を増やす」は若い人ががんばる話ではなく、自分のためにお金を使う話になりました。

もしよければ、ご自分の家のこれからも、2通りに思い浮かべてみてください。

ただ、その一本をどう作ればいいのか。私には、見当もつきませんでした。

調べ始めると、目に入るのは「スマホだけで月◯万円」「年金にもう一本の収入を」といった話ばかり。宿の明細を見たあとだと、どれも本当のことに見えてしまうものです。

夜のテーブルで光るスマートフォンと、赤いストール

そんなとき、このブログを運営している赤原さんから、そういう話の裏側を教わりました。

もし、私の話に少しでも
共感してくださったなら

旅館の窓辺に座る登美子(水彩の絵)

考えておいてほしいことを、4つ書いておきます。赤原さんから教わったことです。

うまい話に、すぐ飛びつかない

「案件を保証します」というスクールや、「高い商品を人に紹介すれば、報酬がもらえる」という話。それがなぜ危ないのかを教わってから、うまい話を見ても、まず「これは誰が得をする話なのか」を考えるようになりました。

自分のためのお金を数えている私が、だまされるわけにはいきません。少なくとも、焦って誰かの話に乗ってしまうことは、もうないと思います。

「稼ぐ」ではなく「守る」ためのお金

収入を足すといっても、60代から会社を作るわけでも、大きな事業を始めるわけでもありません。

私が考えているのは、大金持ちになることではなく、夫婦の暮らしと、ささやかな幸せを守る力を、今のうちに持っておくこと。

大金持ちにならなくていい。そう考えたら、現実的な話に感じられました。

誰かと競うものではない

「そもそも、誰かと競うものでもない」とも言われました。

私は今年、60になりました。若い人たちと同じように、夢や希望を語って、キラキラしながらガンガン勝負する。そんなことは無理だと思っていました。

でも、それも必要ないと言われたんです。

お金の「性格」を書き出す

夫の再雇用のお給料と、私のパート代。入ってくるお金を書き出したら、その横に、そのお金を得るために何を差し出しているのかを書いてみてください。

自分がお金を得るために、何を費やしているのか。それをはっきり知ることが大事だと言われました。

実際に私も、この内容を理解して、一つひとつ、自分を守るためのお金づくりができてきた感じがしています。今は、このブログの運営も含めて、できるようになりました。

ここまでの話を踏まえて、具体的にどう動けばいいのか。その具体例も、赤原さんが無料で公開してくれています。

赤原さんの話は、
無料のメールで
学ぶことができます

メールはいつでも、メールの最後にある解除リンクから止められます。
講師赤原 士郎

実業家

手がける事業は、SaaS企業、プロダクション、観光案内所など多岐にわたる。

主な実績

  • 行政案件を受注する会社(最大取引先はJR)を指導
  • Jリーグのクラウドファンディングを統括
  • 2019年、イタリア王家のサヴォイア家から騎士の称号を受勲

現在

淡路島で息子と釣りをしながら、バイオリン工房を新しく立ち上げるべく奮闘中。

メールは「赤原」から届きます。

赤原さんが、自分の歩みを絵に描きながら話している動画です(1分49秒)。

読んでみて、自分には要らないと思ったら、
それで構いません。
やらないことも、ひとつの選び方だと思います。