夫が転んでから、家に増えたものがあります
夫の昼寝のあいだに書いています。悦子です。
夫が玄関の段差で転んだのは、6月のことです。8月の認定は、要介護1。冷蔵庫に利用票を貼った日のことを、あれから何度も思い返しています。
玄関とトイレに、手すりを付けました。工事は12万円。介護保険が使えて、払ったのは1割の1万2,000円でした。
週に2回、デイサービスの車が迎えに来ます。お昼ごはん代も入れて、月に1万2,000円ほどです。
月に2回の通院は、私が付き添ってタクシーで行きます。往復で3,600円、月に7,200円です。
夫が転んだ日も、足が弱っていくことも、介護保険の決まりも。どれも、私の力では変えられないものばかりです。
家計簿の横に、書き出したこと
その夜、利用票の自己負担の欄を、家計簿の横に書き写しました。そして、入ってくるお金と出ていくお金を、全部書き出したんです。
- 入ってくるお金
- ふたりの年金 月22万円ほど
- 働いて得るお金 なし
- 6月から増えたお金
- 手すりの工事 1万2,000円(1割)
- デイサービス 月1万2,000円ほど
- 通院のタクシー 月7,200円
夫を支えるのは、68歳の私です。私が転んだら、と考えたところで、ペンが止まりました。
夫婦ふたり、元気なうちは年金で足りる。そう信じきっていたことを、今はとても後悔しています。
だからブログの最後に、「今のうちに一度、これからのお金を見直そう」と書きました。
このページでは、その続きを書かせてください。
何度見直しても、同じところで止まります
書き出したものを何度見直しても、「出ていくお金」の欄には、削れるものがありませんでした。夫の足を支えるためのお金だからです。
残るのは、「入ってくるお金」の欄です。
でも、そこに並ぶのは、どれも額が決まっているお金。
ふたりの年金は、国が決める額。
働いて得るお金は、今はない。
貯金は、使えば減っていくだけ。
介護のお金が増えても、自分の手で増やせるお金が、ひとつもなかったんです。
夫の足がこれからどうなるのかは、まだ分かりません。
少しだけ、ご自分の家に当てはめてみてください
ここまで読んで、「うちも似ているかもしれない」と思った方もいると思います。
- 夫婦ふたり、元気なうちは年金で足りると思っている
- 家の玄関やトイレに、段差がある
- どちらかが介護をすることになったら、毎月いくらかかるのか知らない
- 家の収入は、年金のように、額が決まっているものだけ
- 足りなくなったら、貯金から出せばいいと思っている
ひとつでも当てはまったら、6月の私と同じかもしれません。
私も、夫が玄関で転ぶまでは、全部「大丈夫」だと思っていました。
68歳で「収入を増やす」なんて、
考えたこともありませんでした
正直に言うと、収入を増やすなんて、私の暮らしには出てこない言葉です。68歳で、夫婦ふたりの年金暮らし。これからもふたりの年金でやっていくもの、と思い込んでいました。
「副業」や「稼ぐ」と聞けば、若い人の話か、怪しい話。
それが自分の話になったのは、ケアマネさんが、次の月の利用票を持ってきてくれた日です。
帰りぎわ、ケアマネさんはやさしく言いました。
「これから先、
サービスを増やすことも
考えておきましょうね」
夫のことを考えてくれている言葉でした。でも私の頭に浮かんだのは、利用票のいちばん下の欄でした。
サービスが増えれば、払う分も増える。入ってくるのは、額の決まったふたりの年金だけ。増えていくのは、出ていくお金の欄だけだったんです。
もし、入ってくるお金が
もう一本あったら
その日、家計簿の次のページに、これからの5年を、2通りに書いてみました。
- サービスを増やすかどうかを、お金で決める
- 通院のタクシーを、バスに替えようか迷う
- 毎月2万円ほどを、貯金から埋めていく
- 私が倒れたらどうなるか、考えないようにする
- サービスを、夫の体のことだけで決められる
- 通院の日に、タクシー代を数えずにすむ
- 貯金に手をつけずにすむ月がある
- 私も、自分の体を休める日をつくれる
どちらも、同じ私たちの5年です。
違うのは、入ってくるお金の欄に、自分の手で増やせる一本があるかどうかだけ。
大きな額でなくていい。介護のお金が増えても、ふたりの暮らしの全部は揺れない一本。
そう考えたら、「収入を増やす」は若い人ががんばる話ではなく、夫婦ふたりの暮らしを守る話になりました。
もしよければ、ご自分の家のこれからも、2通りに思い浮かべてみてください。
ただ、その一本をどう作ればいいのか。私には、見当もつきませんでした。
調べ始めると、目に入るのは「スマホだけで月◯万円」「年金にもう一本の収入を」といった話ばかり。利用票の数字を書き写したあとだと、どれも本当のことに見えてしまうものです。
そんなとき、このブログを運営している赤原さんから、そういう話の裏側を教わりました。
もし、私の話に少しでも
共感してくださったなら
考えておいてほしいことを、4つ書いておきます。赤原さんから教わったことです。
うまい話に、すぐ飛びつかない
「案件を保証します」というスクールや、「高い商品を人に紹介すれば、報酬がもらえる」という話。それがなぜ危ないのかを教わってから、うまい話を見ても、まず「これは誰が得をする話なのか」を考えるようになりました。
夫の介護のお金をやりくりしている私が、だまされるわけにはいきません。少なくとも、焦って誰かの話に乗ってしまうことは、もうないと思います。
「稼ぐ」ではなく「守る」ためのお金
収入を足すといっても、60代から会社を作るわけでも、大きな事業を始めるわけでもありません。
私が考えているのは、大金持ちになることではなく、夫婦の暮らしと、ささやかな幸せを守る力を、今のうちに持っておくこと。
大金持ちにならなくていい。そう考えたら、現実的な話に感じられました。
誰かと競うものではない
「そもそも、誰かと競うものでもない」とも言われました。
私はすでに高齢者です。若い人たちと同じように、夢や希望を語って、キラキラしながらガンガン勝負する。そんなことは無理だと思っていました。
でも、それも必要ないと言われたんです。
お金の「性格」を書き出す
ふたりの年金。入ってくるお金を書き出したら、その横に、そのお金を得るために何を差し出しているのかを書いてみてください。
自分がお金を得るために、何を費やしているのか。それをはっきり知ることが大事だと言われました。
実際に私も、この内容を理解して、一つひとつ、自分を守るためのお金づくりができてきた感じがしています。今は、このブログの運営も含めて、できるようになりました。
ここまでの話を踏まえて、具体的にどう動けばいいのか。その具体例も、赤原さんが無料で公開してくれています。
赤原さんの話は、
無料のメールで
学ぶことができます
実業家
手がける事業は、
主な実績
- 行政案件を
受注する会社 (最大取引先はJR)を 指導 - Jリーグの
クラウドファンディングを 統括 - 2019年、
イタリア王家の サヴォイア家から 騎士の称号を 受勲
現在
淡路島で
メールは「赤原」から届きます。
赤原さんが、自分の歩みを絵に描きながら話している動画です(1分49秒)。
読んでみて、自分には要らないと思ったら、
それで構いません。
やらないことも、ひとつの選び方だと思います。