裕子のブログ「同じ会社、同じ机なのに、夫の給与明細が15万円減っていた」から来てくださった方へ
3月分と4月分の給与明細。総支給額は41万円と26万円

同じ机で、 夫の給料は 月15万円減りました。

定年後も同じ会社だから、
大丈夫だと思っていました。
再雇用の、最初の給与明細です。

再雇用で、
変わらなかったものと
変わったもの

ブログを読んでくださって、ありがとうございます。裕子です。

2枚の給与明細を並べた夜のことを、あれから何度も思い返しています。振り返ると、夫が定年を迎えて、変わらなかったものが2つ、変わったものが1つあったんです。

夫の会社の机と椅子。机の上に書類

席と机

私は60歳。スーパーのお惣菜の売り場で、週4日パートをしています。夫はこの3月に60歳で定年を迎え、4月から同じ会社で、再雇用で働いています。

席も、机も、となりの人も、同じです。

仕事

「来月からも、
いつもどおりだから」

定年の日、夫はそう言って、次の朝もいつもの時間に出かけていきました。

給与明細

4月の終わりに届いた、再雇用の最初の給与明細。3月は41万円、4月は26万円でした。

「仕事は、何も
変わらないんだけどな」

明細を見た夫の言葉です。差は月15万円でした。

定年の年齢も、会社が決めた給料も、年金が始まる年齢も。どれも、私の力では変えられないものばかりです。

2枚の明細の横に
書き出したこと

私は2枚の明細を並べて、差を赤いペンで書き込みました。そして、入ってくるお金と出ていくお金を、全部書き出したんです。

2枚の明細の横に書き出したこと
入ってくるお金
夫の給料 月26万円(再雇用)
私のパート代 月7万円ほど(週4日)
夫の年金 65歳から(あと4年)
出ていくお金
毎月の生活費
比べた数字
3月より月15万円少ない(1年で180万円)
夫の年金が始まるまで、あと4年

同じ会社だから、と給料のことを夫に聞きもしなかったのは、私です。

定年後も同じ会社なら大丈夫。そう信じきっていたことを、今はとても後悔しています。

だからブログの最後に、「今のうちに一度、これからのお金を見直そう」と書きました。
このページでは、その続きを書かせてください。

見直そうとして、
気づいたこと

書き出したものを何度見直しても、「出ていくお金」の欄には、削れるものがありませんでした。毎月の生活費は、暮らしに要るお金だからです。

残るのは、「入ってくるお金」の欄です。

でも、そこに並ぶのは、どれも額が決まっているお金。

夫の給料は、再雇用で会社が決めた額。
私のパート代は、時給と時間で決まる。
夫の年金は、65歳まで始まらない。
貯金は、使えば減っていくだけ。

4年を数えても、自分の手で増やせるお金が、ひとつもなかったんです。

3月と4月の給与明細の差 月15万円 席も、机も、同じです。

夫の年金が始まるまでの4年、この差は毎月続きます。

あなたの家は、
どうですか

ここまで読んで、「うちも似ているかもしれない」と思った方もいると思います。

少しだけ、ご自分の家に当てはめてみてください。

ひとつでも当てはまったら、4月の私と同じかもしれません。

私も、明細を並べるまでは、全部「大丈夫」だと思っていました。

60歳で「収入を増やす」なんて、
考えたこともありませんでした

正直に言うと、収入を増やすなんて、私の暮らしには出てこない言葉です。60歳で、週4日のお惣菜のパート。これからは夫の再雇用の給料と年金でやっていくもの、と思い込んでいました。

「副業」や「稼ぐ」と聞けば、若い人の話か、怪しい話。

それが自分の話になったのは、明細を並べた次の週です。

お惣菜の売り場で一緒に揚げ物をしている、72歳の先輩がいます。朝の仕込みから、私より長く立っている人です。

「年金だけじゃ、足りないからね。
体が動くうちは、ここに来るよ」

休憩のとき、先輩は笑ってそう言いました。

その横顔を見ながら思ったんです。4年後、10年後の私だ、と。

夫の年金が始まっても、足りない分は、私が売り場に立って埋める。体が動かなくなったら、そこでおしまい。私の「入ってくるお金」は、働いた時間の分しかありませんでした。

もし、入ってくるお金が
もう一本あったら

その日、2枚の明細の横に、夫の年金が始まるまでの4年を、2通りに書いてみました。

このままの私の4年
  • 毎月、貯金を取り崩す
  • 週4日の売り場を、減らせない
  • 70歳を過ぎても、週4日売り場に立つ
  • 夫に給料のことを、聞けないまま
自分で増やせる一本がある私の4年
  • 貯金を崩さずにすむ月がある
  • 売り場に立つ日を、自分の体で決められる
  • 夫の年金が始まる日に、ふたりの貯金が残っている
  • 「うちは大丈夫」と、夫に言える

どちらも、同じ私の4年です。
違うのは、入ってくるお金の欄に、自分の手で増やせる一本があるかどうかだけ。

大きな額でなくていい。夫の給料が15万円減っても、私が売り場に立てなくなっても、暮らしの全部は揺れない一本。

そう考えたら、「収入を増やす」は若い人ががんばる話ではなく、夫婦の4年を守る話になりました。

もしよければ、ご自分の家のこれからの数年も、2通りに思い浮かべてみてください。

ただ、その一本をどう作ればいいのか。私には、見当もつきませんでした。

調べ始めると、目に入るのは「スマホだけで月◯万円」「定年後にもう一本の収入を」といった話ばかり。2枚の明細を並べたあとだと、どれも本当のことに見えてしまうものです。

墨をのせた紙と、小さな器がふたつ

そんなとき、このブログを運営している赤原さんから、そういう話の裏側を教わりました。

もし、私の話に少しでも
共感してくださったなら

墨で描いた、軒の下の静かな景色

考えておいてほしいことを、4つ書いておきます。赤原さんから教わったことです。

うまい話に、すぐ飛びつかない

「案件を保証します」というスクールや、「高い商品を人に紹介すれば、報酬がもらえる」という話。それがなぜ危ないのかを教わってから、うまい話を見ても、まず「これは誰が得をする話なのか」を考えるようになりました。

15万円減った給与明細を前にした私が、だまされるわけにはいきません。少なくとも、焦って誰かの話に乗ってしまうことは、もうないと思います。

「稼ぐ」ではなく「守る」ためのお金

収入を足すといっても、60代から会社を作るわけでも、大きな事業を始めるわけでもありません。

私が考えているのは、大金持ちになることではなく、夫婦の暮らしと、ささやかな幸せを守る力を、今のうちに持っておくこと。

大金持ちにならなくていい。そう考えたら、現実的な話に感じられました。

誰かと競うものではない

「そもそも、誰かと競うものでもない」とも言われました。

私はすでに高齢者です。若い人たちと同じように、夢や希望を語って、キラキラしながらガンガン勝負する。そんなことは無理だと思っていました。

でも、それも必要ないと言われたんです。

お金の「性格」を書き出す

私のパート代、夫の再雇用の給料、65歳からの夫の年金。入ってくるお金を書き出したら、その横に、そのお金を得るために何を差し出しているのかを書いてみてください。

自分がお金を得るために、何を費やしているのか。それをはっきり知ることが大事だと言われました。

実際に私も、この内容を理解して、一つひとつ、自分を守るためのお金づくりができてきた感じがしています。今は、このブログの運営も含めて、できるようになりました。

ここまでの話を踏まえて、具体的にどう動けばいいのか。その具体例も、赤原さんが無料で公開してくれています。

赤原さんの話は、
無料のメールで
学ぶことができます

メールはいつでも、メールの最後にある解除リンクから止められます。

私が学んだメールを書いている方の自己紹介動画があったので、拝借して下に載せております。

赤原さんが、自分の歩みを絵に描きながら話している動画です(1分49秒)。

読んでみて、自分には要らないと思ったら、
それで構いません。
やらないことも、ひとつの選び方だと思います。